- 将来への不安がある
- あまり働かずに生きていきたい
- 幸せが何かわからない
この三つのうち一つでも当てはまる人には読んでもらいたい一冊だと思った。
社会的成功=個人の幸せなのか
結論から言うと違う。
そもそも幸せは人それぞれ、一人一人違うのである。
- ある人にとっては、「お金」「名誉」=幸せ
- ある人にとっては、家庭を築く=幸せ
- 一日中たくさんゲームすること=幸せ
つまり自分という一個人の幸せについてまず考えるて、目的を逆算してどう生きるか決めるべきだ。
例えば、本に書いてある例でいうと、仕事などの「嫌な事をしたくない」が目的だとしたら、物欲を減らす。生活費を下げるという手段が出てくる。
自分にとっての優先順位が何なのかが重要である。
- お金はないけど自由な生活なのか?
- お金はあるけど自由のない生活なのか?
自分にとって丁度いいラインはどのへんなのかを考える。
著者が言うには、嫌なことで死なない事、好きなことで生きていくことが大事だが、嫌なことして死ぬのを避けることのほうが大事だと言っていた。
年収90万でどうやって生きていくのか
衣食住に分けて紹介していく。
衣服
安くていい物がたくさんある。「ユニクロ・GU」
食事
食費は月に一万円。
基本メニューは、玄米、味噌汁、漬物、おかず一品だが、あまり固定していない。
小食にすることによって、食費の節約になる事と体調の改善につながるという。食べすぎは不調の原因になるからだ。一日一食などのプチ断食が良いとせれる。
住まい
家賃2.5万円、共益費1500円の場所で済んでいた。
固定費
水道光熱費、Wi-Fiの費用1.5万円
その他の出費
月一回の外食、たまに温泉に言っている。
これらの合計で6万~7万円月に一回支払っている。
年収90万生きるなら、月7.5万円必要である。
ちなみに税金に関しては無視される。
無料なものは使い倒していく生活ができる。
- 図書館で本を読み漁る。
- 公園で散歩する。
- やりたい仕事をやる
又、半年分の貯金があると精神的に楽なので貯めたほうが不安がなくていい。
現代における最強の生き方
それは「自分の好きなこと」を発信することである。
なぜかというと、ネット発信でお金を稼ぐことができる時代だからである。さらに、生活において必要なものは現代において安いからである。
例としてネット発信は、フィードバックがもらえたり価値観が近い人と繋がれること、お金を稼ぐことが出来る。
そうすることで生活費が少なくても、お金を稼ぐ生き方ができる。さらにバイトで約8万稼ぎながら、ブログなどのネット発信が収入で生活がより安定する。
最後に
労働で自分の時間が他人にとられる人生が嫌な僕は、この考え方はとても参考になった。まず自分自身がどういう生活をしたいか?自分にとっての幸せとは何か考えるべきだと思った。これからは自分の生活費を改めて見直そうと思う。